3-2. Webログ解析、Googleアナリティクス

Webサイトのログ解析用にGoogleアナリティクスを導入している企業がほとんどでは無いでしょうか。無料で利用でき、Googleアドワーズなどの広告運用とも連携できるので、ログ解析分野では、ほぼデファクトスタンダードになっていると思います。

大半の企業が導入しているこのGoogleアナリティクスですが、導入してみたものの本当の意味で活用できていると感じている方は一方で少ないのが実情では無いでしょうか。

というのは、Googleアナリティクスは「Web技術で捕捉できる各種データを閲覧・集計することが出来る」という点では徹底的に追求され、他社の追随を許していませんが、その利用目的である「マーケティング観点で本来的にどういったデータが必要なのか」という点では研ぎ澄まされていないからです。
ですので、Googleから提供されているトップ画面をみても、ユーザ数や閲覧数が全体的に増えているか減っているかは容易に把握できますが、それ以上のやれることは各メニューで用意しているので勝手に使って下さい状態です。

また、Googleとしてはもしユーザ数や閲覧数を増やしたければ、Google広告を買って下さいというビジネスの流れもあり、言われるがままGoogle広告を買っている企業も多いかと思いますが、それがあるべき形なのかはよく分かりません。

Googleアナリティクスはマーケティングツールの一つで、その位置づけは料理の世界で言えば、包丁やフライパンの程度のもので、それがないと料理は難しいですが、そもそもどんな料理を誰に食べさせたいか、それに適したメニュー、食材選びや加工方法、味付け、火の加減などなど周辺の知識や工夫が伴っていないと、よい料理ができないのと同様、Googleアナリティクス単品では、ほぼ効果が無いと言っても過言ではありません。

Googleアナリティクス活用セミナーもちまたで頻繁に行われていますが、蓋を開ければGoogle広告の運用受託会社がその集客用にセミナーを開いていることがほとんどで、期待を裏切られたマーケティング担当の方も多いのではないでしょうか。

マーケティングの本質を探究した上で、ツールの活用を考えている企業は驚くほど少ないのが現状です。

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