1-3. ターゲティング

マーケティングを実践するためにはターゲティングが必要です。

ターゲティングにより想定顧客を定めることで、商品やサービスの訴求ポイントやコミュニケーションの手段、マーケティング施策実施後に実際の反応を確かめるユーザー層などを絞り込むことができます。

ターゲットを定めることは当然と考えている方が大半だと思いますが、実際の現場においてターゲットが具体的に設定されて関係者の間で共有されていることはむしろ希です。

法人向けだから、インフラサービスだから、買ってくれたお客さんがターゲットだからなど、各現場でターゲティングが実施されていない理由は様々ですが、私共はどんな事業やサービスでも、顧客というものが存在するビジネスである限り例外なくターゲットを設定すべきだと考えています。

またターゲットを設定しない理由の一つに、ターゲットを設定することが顧客を減らすことにつながると考えている方も見受けます。
が、少なくともこれは間違いです。

例えば、美容に関心の高い20〜30代女性に絞り込んだターゲティング設定で、訴求メッセージやコミュニケーションを実施したところ、健康意識の高い40代〜50代の方が「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高める目的で購入する」というような想定外の層が好反応するというような事はよくあります。

このようにターゲティング設定することは、実際の顧客を排除することではなく、商品やサービスが供給過剰の現代において、その特徴や特性を際立たせ、かつ需要が高い層に的確にアプローチをすることにつながる重要な検討です。

他方、ターゲティングを設定していない場合にはどういったことが起こるでしょうか。

ターゲットを設定せずとも売れ行きが好調の場合は、一見問題ありません。

ただ、競争の激しいこの時代で商品やサービスや売れ続けるのは至難の業です。当然どこかのタイミングで勢いが落ちてきます。また、当初から売れない場合も当然あります。

問題は、売れない/売れなくなった理由・要因を正しく把握できる否かです。理由や要因が分からない状況では打ち手は闇雲になりスピーディーなリカバリーはできません。

この時にターゲティングが明確であれば、施策のPDCAを回すことが可能で、想定していた顧客層のずれや反応の変化を素早く察知し、新たなターゲティングの設定や訴求メッセージやコミュニケーションの改善が可能になります。仮に失敗が積み重なったとしてもそれは資産になり、次の施策に活かすことが可能です。
しかし、ターゲティングが未設定の場合は、むやみに広告を増やしたり、安易に新商品にシフトするなど不確実性の低い行動を取り続けることになります。 

では、ターゲットを具体的にはどのように進めればよいのでしょうか。
ターゲティングの手法の一つが「ペルソナ分析」です。

不明な点は全てお聞き下さい
無料でお答えします

マーケティングに関するご相談や、新規事業コンサルティングなどの各種お問い合わせは以下フォームより送信下さい。

お問合わせ