コナミ、日本向けカジノ投資会社を設立準備

2014.05.28

カテゴリ:新規事業

コナミは、日本版カジノ法案の国会での成立にあわせ、日本におけるカジノ施設への投資を目的とした子会社「コナミゲーミングジャパン」を設立することを取締役会で決議したと発表。設立日は同法案の国会通過後としている。

コナミのカジノ事業の歩みは1996年の豪州での現地法人設立から始まり、その後アメリカにも現地法人を設立、現在ではラスベガスをはじめ世界で365のライセンスを取得し、カジノ機器やカジノマネジメントシステムの開発、製造、販売、サービスを手がけている。

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カジノ法案が設立するとなると巨額なお金や利権が一気に動き、かつ後からの挽回は相当困難なことが予想されるため、こういった下準備や事前連携が非常に重要と思われる。パチンコになじんだ日本人にカジノがどこまで普及するかは不透明だが、観光資源として海外からの旅行者を狙うには絶好の機会となるのではと思う。
ただ、政府レベルで成長戦略の柱といわれしまうと、もう少し本質的な事業創成のアイディアがないものかと思ってしまう点もある。

プレスリリース:http://www.konami.co.jp/ja/news/release/2014/0528/?cm_sp=00-_-release-_-20140528

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