パイオニア 「スマートループアイ」車載データ共有で一歩先のカーナビへ

2013.05.08

カテゴリ:新規事業

パイオニアのカーナビが、搭載している「通信」と「AR(拡張現実)」機能に注目。新製品では、通信を使った「スマートループ プローブ情報システム」と、ユーザの車載カメラ画像情報を組み合わせた「スマートループ アイ」に対応。交通状況などを画像情報(静止画)として自動的に収集・配信し、ドライバー間で共有、交通状況などを多ユーザが実際に走行した画像で確認できる。

人気スポットの駐車場入口付近や渋滞が発生しやすい交差点周辺、全国の高速道路施設を、“スマートループ アイ スポット”として設定しているほか、交通規制情報が配信されている場所も臨時スポットとして自動的に設定します。各スポットを通過する新サイバーナビ搭載車が撮影した画像を共有することで、交通状況などをリアルな画像で確認できる仕組みです。
スポットは最大10件まで登録することができ、また、自車位置や任意の場所の周辺にある“スマートループ アイ スポット”の検索が可能。

まさに車載映像のビックデータを活用した新たな機能として成立しており、今後より多くの車がこういった仕組みを共有できるようになれば、先々の道路状況が実際の画像や映像としてシミュレーションすることも可能と思われる。慣れない道でどの車線が最も効率よく走れるかなど迷う場面も多々あるが、この機能がより高度化されれば、効率的な車線選択もよりスムーズになり、個々の効率化が相まってマクロレベルでは渋滞緩和に繋がるのではとも考えられる。

スマートループアイの紹介動画

プレスリリース:http://pioneer.jp/corp/news/press/2013/0508-3.html

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