マーケティング事例
コカコーラ ネームボトルキャンペーンが絶賛展開中!
2014.04.07
カテゴリ:マーケティング
日本コカコーラは、「コカ・コーラ」および「コカ・コーラ ゼロ」の300ml PET、500ml PET、1.5L PETに、250種類以上の名前(名字含む)をデザインした“ネームボトル”を期間限定で発売。自分の名前はもちろん、家族や友達の名前を探し、みんなが一緒に2014 FIFA ワールドカップブラジル大会を応援すること目的としてスタート。
ボトルのラベルには9桁のコードが記載されており、「コカ・コーラ公式ブランドサイト」(http://www.cocacola.jp/)に入力すると、オリジナルのネームボトルカードを作成できます。デジタル上では“ネームボトル”の名前を自在に変えられる仕組みとなっており(アルファベット9文字まで)、誰でも自分だけのネームボトルカードをつくれる。さらに、ネームボトルカードのコレクション機能を装備。自分の名前が主役のユニークなカードや、仲間とチームになるカードなど50種類以上を用意。これらのカードはソーシャルメディアでのシェアができ、“つながり”を実感できる仕組み。
発売以来、わずか5週で1億本を突破し、導入当初のコカコーラ社の期待値を大きく上回った。
全国各地で実施されているオリジナルの“ネームボトル”が作れるイベント「君の名前、作ろう。」 では、すでに累計約33,000本のオリジナルの“ネームボトル”が作成され、いずれの会場でも終了時間を待たずに、上限本数に達するほど好評。
「自分の名前が手に入らない」「オリジナルの“ネームボトル”が欲しい」といった声を受け、追加キャンペーンとして5月26日から、“ネームボトル”に家族の名前が入ったオリジナルのコカ・コーラ ネームボトルが抽選で1,000名様に当たる「オリジナルネームラベルキャンペーン」実施。
また、本キャンペーンは思わぬ現象に波及。なんと、同ネームボトルがヤフーオークションで15,000円の値段で取引されるまでに至り、ニュースとなっている。15,000円をつけたのは、ももクロのメンバー5人の名前がそろった5本セットのネームボトルで、他にもジャニーズの名前などは数千円の価格で取引されたとのこと。こういった現象に賛否両論あるが、長く愛されてきたコカコーラに新たな息吹(価値)を与える意味でマーケティングキャンペーンとしては大成功したといえる。