電気自動車のF1 フォーミュラE 9月に開幕

2014.08.11

カテゴリ:マーケティング

日本ではモータスポーツの最高峰とされるFI人気が陰りを見せたと言われるようになって久しいが、電気自動車という切り口でモータスポーツが再び盛り上がるか注目が集まりそうだ。
フォーミュラEとは、F-1と同じく国際自動車連盟(FIA)が管轄する電気自動車によるフォーミュラカーレース。電気自動車のため排気ガスは一切排出せず、史上初めての全公道レースが実現した。本格レースに向けては、バッテリーが最大のネックになると思われるが、バッテリー交換を行う代わりにドライバー1名あたり2台のマシンを用意し、ピットイン時に乗り換えるという方式を採用。将来的には停車中のワイヤレス充電や、走行中の充電なども視野に入れているという。

また、インターネットの活用も強く意識されているようで、レースとリアルタイムに連動したゲームや、SNSと連動した加速システム(ファンブーストシステム)など、老舗F1にはない尖った取り組みも予定されている。

日本では、テレビ朝日が放映権を獲得したとのことで、2014年9月13日の北京を皮切りに今年は世界10都市での開催が予定されている。
しかし、ホンダやトヨタといった日本の自動車メーカーの参戦はまだのようで、今後伸びしろの大きい電気自動車市場を牽引すべき日本メーカが全世界に向けてのブランドアピールの場(現時点では可能性の段階だが)に遅れをとらないようにしてもらいたい。

フォーミュラE 2014年参戦メーカー

フォーミュラEオフィシャルサイト:http://www.fiaformulae.com/

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