2014年 ネット動画広告市場は300億円に到達 サーバーエージェント調査

2014.10.21

カテゴリ:統計データ

サイバーエージェントはシード・プランニングとの共同調査で2014年のネット動画広告市場が300億円規模(前年比2倍)うちスマホ向け動画広告比率は約3割になるとの予測を発表した。また、今年以降も高い成長率で推移、2017年には880億円に達するとのこと。デバイス別でみるとスマホ向けが50%超に達するとしている。本市場予測の対象はYouTube動画の冒頭やポータルサイトの画面内、SNSの投稿閲覧画面などで流れる動画広告を対象としている。

動画広告市場予測 CA

動画広告市場の成長は、光回線やWi-FiやLTEなどの無線高速回線とスマホの急速な普及、動画制作や配信コストの低下といったインフラの高度化を背景に企業の動画マーケティング活動もテレビCMから、ネット媒体での自社コンテンツ配信にシフトするとの見方が前提となっている。ネットでの動画広告の場合、テレビCMでは視聴率程度だったユーザデータがより詳細に取得可能となり、動画広告の視聴時間や属性、デバイス、離脱タイミングなどのデータを確実に計測できるため、これまでにない新たなマーケティングの取り組みやソリューションも市場成長の一翼を担うのではと期待される。

プレスリリース:https://www.cyberagent.co.jp/news/press/detail/id=9392?season=2014&category=ad

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