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新規事業コンサルティング「シェアリング」の用語について解説!

用語「シェアリング」について解説しています。
基本的な用語の解説はもちろん、「シェアリング」の意義や定義についても紹介しています。

シェアリングとは

 シェアリングとは、個人や企業などが有する資産(スキルや時間などの無形資産を含む)を提供したい人が、インターネット上のマッチングプラットフォームなどで提供する、経済活動の総称。具体的には、複数社でオフィスのフロアを共有する「オフィスシェアリング」や、個人間で自動車を共有する「カーシェアリング」、一軒家やマンションの一室などを観光客に貸し出す宿泊仲介サービスなどがあげられる。
 シェアリングビジネスが注目されているポイントは、普段は使われていない「遊休資産」の活用がデジタル社会の進展で可能となったことで、貸主はこれまで活かしきれていなかった資産を活用した報酬が得られ、借主は物を所有することなく、より安価に利用ができる。

シェアリングの活用方法・事例

 資産を貸す人にも借りる人にもメリットがあるシェアリングサービスは、市場規模も年々右肩上がりでこれからもますます増えていくと想定されます。
 カーシェアリングの事例としては、タイムズカープラスなどがあります。ステーション数は1万カ所以上、2万台以上の自動車を提供する業界No.1のシェアリングサービスです。「車は欲しいけどローンや保険、駐車場代など維持費が高くて購入できない」という大都市圏の若年層を中心に、活用が増えています。レンタカーよりもリーズナブルで手続きが簡単、さらにガソリン代も不要と利用者にメリットがあるほか、遊休資産(自動車、駐車場など)を活用できることから参入する事業者も多くなっています。
 また、「ココナラ」のように介護や育児、家事代行などを依頼したい人と、ノウハウと時間のある人とを結びつけるシェアリングサービスもあります。