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SWOT分析

用語「SWOT分析」について解説しています。
基本的な用語の解説はもちろん、「SWOT分析」の意義や定義についても紹介しています。

SWOT分析とは

 SWOT分析とは、「Strength(強み)」「Weakness(弱み)」「Opportunity(機会)」「Threat(脅威)」という4つのカテゴリーを視点にして、経営戦略や事業計画の現状分析を行う経営戦略策定のフレームワークです。現状を把握した上で指針や施策を決定していくため、現状が抱える問題点、現状を変える方法、将来にわたって起こる可能性のある状況など漠然とした問題を整理することができます。

SWOT分析の活用方法・事例

 SWOT分析におけるクロス分析とは「強み」「弱み」「機会」「脅威」のそれぞれの要素を記入した後、クロスして分析する方法です。横軸に内部環境と外部環境、縦軸にプラス要因とマイナス要因を配置します。内部環境とは、組織や社員一人ひとりが保有している「強み」と「弱み」のこと、外部環境はS「機会」と「脅威」が該当します。強みと機会、強みと脅威、弱みと機会、弱みと脅威とそれぞれを掛け合わせることで、内外の環境を俯瞰的にとらえた上で戦略に落とし込むことができます。
 SWOT分析を用いて戦略を立てた製造業の事例として、オーダーメイドで制御盤を製造する企業の事例があります。要望に柔軟に対応した完全オーダーメイドで製造可能という「強み」を持っていますが、競合よりもコストが高く成約から納品までの時間もかかるという「弱み」がありました。外部環境としては、競合他社がテンプレート設計を用いた低価格帯で短期納品の販売を始めたという「脅威」と、県内に大手造船会社が設立され制御盤の需要も高まったという「機会」が挙げられました。この企業では強みである顧客の要望に柔軟に対応する点を活かす戦略を取り、海の近くに設置されている大手造船業に対して、メッキがサビない特殊加工ができることを強みとして営業をかけ、その結果、競合他社との差別化ができ、高単価ではあるものの成約する結果となりました。