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メンタルヘルス

用語「メンタルヘルス」について解説しています。
基本的な用語の解説はもちろん、「メンタルヘルス」の意義や定義についても紹介しています。

メンタルヘルスとは

 メンタルヘルスとは、一般的には精神的、心理的健康状態のこと。精神的、心理的な健康の回復、維持や増進と、それらにまつわる状況も指すことが多い。メンタルヘルス不調には、うつ病や適応障害などの精神疾患だけでなく、ストレスや強い悩み、不安感といった病名が付かない精神状態も含まれている。
 メンタルヘルスが企業において注目されてきている背景には、厚生労働省が認定した精神障害の労災認定件数が3年連続で過去最高を更新するなど、企業の現場においてメンタルヘルスを損なう人が急増していることがあげられます。これにより、2015年12月1日から従業員50名以上の職場で年に1度、定期的にストレスチェックを実施することを義務化されました。
 メンタルヘルスの不調は、それに苦しむ本人だけでなく、そのセンシティブな対応やフォローを余儀なくされる周りの従業員にも少なからず影響があり、企業活動において無視できない要因となっています。

メンタルヘルスの活用方法・事例

 「メンタルヘルス」に不調をきたすと、行動に変化が現れ、体調も変化します。不調の初期のうちに、これらの兆候をつかむことで、決定的なメンタルヘルス不全に陥る前に従業員の健康を守ることができ、職場の生産性も維持できます。
 あるIT企業の例では、産業医・保健師の他、社内カウンセラーを配置しメンタルヘルスの専門的な相談にも対応できるようにしたり、ストレスチェックの分析結果により、産業保健スタッフがフォローできる体制を整えています。
 またタクシー会社の取り組みとしては、会社の年間目標に健康に関する内容を盛り込み、社員の健康に対する関心を高めるようにしています。加えて、従業員に大きな負担をかけずに日々の労働時間と健康状態を把握できるしくみを作り、メンタルヘルス不調者の早期発見に役立てています。それにより、労働時間等が大きく改善され、メンタルヘルス不調に起因する交通事故を未然に防いでいる事例があります。