新規事業コンサルティング「エンゲージメント」の用語について解説!
用語「エンゲージメント」について解説しています。
基本的な用語の解説はもちろん、「エンゲージメント」の意義や定義についても紹介しています。
エンゲージメントとは
エンゲージメントは、企業活動において「職場(企業・団体)と従業員の関係性」や「自社と顧客との関係性」を表す際に用いられます。人事の領域で用いられる場合、従業員の会社に対する愛着心・愛社精神・思い入れといった解釈がされ、「従業員エンゲージメントが高くなると企業経営にプラスの影響をもたらす」といった調査結果も出ているため、多くの企業が従業員エンゲージメントを高めるための取り組みを積極的に行っています。
エンゲージメントの活用方法・事例
従業員のエンゲージメントを高める施策としては、現状把握、マネジメント層の教育、働きやすい環境づくり、インナーブランディングの推進など様々な方法があります。それらを意識して粘り強く中長期的に実行できていれば、エンゲージメントは徐々に高まりを見せます。
従業員エンゲージメントの高い企業としてはスターバックスが有名な事例です。スターバックスでは新しく入社するパートナー(従業員)に向けてミッションやバリューに共感してもらえるように働きかけています。また会社での将来像ではなく、個人としての将来像や目標を考えもらい、その上でスターバックスの仕事で何を身につけたいかを共に考え「個人の成長目標」を決めています。そして4か月ごとの人事考課でその目標を振り返っています。
スターバックスで働き続けたい人が多いのは、こうした4か月ごとの人事考課を代表例としたフィードバックによって、成長を実感できることが大きいと考えられています。
企業文化としてエンゲージメントに取り組む体質が定着しており、そこに共感するパートナーや顧客が集まることで業績も伸長し、社員も主体的に働きがいを持って働ける良い事例です。