新規事業コンサルティング「アウターブランディング」の用語について解説!
用語「アウターブランディング」について解説しています。
基本的な用語の解説はもちろん、「アウターブランディング」の意義や定義についても紹介しています。
アウターブランディングとは
アウターブランディングは対外的に企業ブランドをアピールしていく活動です。顧客が自社やブランドに持つイメージを向上させたり、企業やブランドの名前を聞いただけである程度具体的なイメージが浮かぶようにその存在を定着させることができる。商品やサービスの付加価値とは別に、企業イメージとして同業他社との差別化ができ、顧客の獲得や収益の向上につながります。
アウターブランディングの活用方法・事例
アウターブランディングの主な目的は、対外的に企業やブランドの価値を「正しく」「ポジティブに」「効果的に」発信し、イメージに一貫性を持たせるよう働きかけることです。
アウターブランディングの成功事例としては「Apple」の事例が挙げられます。「Apple」と聞けば、ほとんどの人がブランドや製品のことを具体的に思い浮かべることができます。
以前テレビCMで、具体的な製品については一切語らずにアインシュタインやキング牧師など「反逆者」と呼ばれながらも世界を変えてきた偉人のことを語るCMが話題となりました。偉人たちの姿勢に、「常識にとらわれないAppleの理念やコンセプト」を重ね合わせたこのCMは製品の特徴そのものを伝えなくても、ブランドの魅力を効果的に訴えることで、人々を引き付け、購買意欲を刺激しました。
今でもAppleの製品は、根強いファンを数多く獲得しています。競合製品より高額であっても、ブランドの世界観が反映された優れたデザインや革新性などが伝わり、ブランドの魅力から製品が選ばれています。アウターブランディングの効果が体現されている事例と言えます。